除染土再利用実証試験反対緊急抗議行動
【除染土再利用実証試験反対緊急抗議行動】
12月16日(金)18時~
所沢市並木3-3 環境調査研修所
(西武新宿線航空公園駅東口下車徒歩15分 防衛医科大学隣)
呼びかけ:「さよなら原発in所沢連絡会有志」
「福島原発裁判を支える会-所沢」
「原発再稼働に反対する埼玉連絡会」
「さようなら原発川越の会」
同日18時半より除染土再利用の実証試験の住民説明会が開かれます。
所沢の全市民を対象とせず、ごくごく限定的な地域の50名限定、しかもそのお知らせは対象地域に全戸配布すらされていません。
この問題は所沢市だけのものではありません。
この「実証試験」とやらで「安全性が確認された」ということになれば、全国の公共事業に除染土(汚染土)が再利用されることになります。その道筋をつける事業を容認してはなりません。
私たち原発再稼働に反対する埼玉連絡会は県議会に除染土の再利用反対の意見書を国に提出するよう求める請願を提出するなどしてきました。埼玉県全体の問題としてこれに抗議の声を上げていきたいと思います。
環境省は最終処分する除染土の量を減らすため、1キロ当たりの放射性セシウム濃度が8000ベクレル以下の除染土を農地などで再利用する方針を掲げています。しかし、原子炉等規制法に基づく規則においては、原発の解体などによって発生したコンクリートや金属などの再生利用の基準は100ベクレル/kgとなっています。環境省の方針は、その80倍です。原発事故以前は100ベクレル以上は「厳重に保管」としていたのです。それをこうも簡単に緩めてよいのでしょうか。それはまさに、年間被ばく量を国内法では年間5.2mSv以上を放射線管理区域とし、ICRPも平常時における一般人の被ばく線量の限度を年間1mSvとしていたものを、原発事故後、福島の子どもや赤ちゃんを含む人々に年間20ミリシーベルトを受忍させているのと同じ構図です。
私たちはこれに断固抗議するものです。
緊急の呼びかけですが、ぜひともご参加をよろしくお願いいたします。